- p. 16 4つの条件
- 企画やプロジェクトに関連する全ての事実、予測、条件を簡潔に述べていること。
- 相手の同意を取り付けるために、効果的で説得力のある言葉で書かれていること。
- 読み手に具体的な行動を提案していること。
- これらのすべてが一枚の紙にまとめられていること。
- P.30 情報を蓄積する
- 企画の目的を念頭に置いて、情報の在庫確認をする。
- 企画書のテーマについて確実に分かっていること、知らないことの2つのリストをこの順に作る。
- p.35 誰に読ませるのか?
- 企画書の内容やトーンが変わる。その人の関心事・思考様式・行動パターン・経歴に合わせ反応を予測して書く。
- 企画書の読み手はナンセンスな提案を見抜く鋭いレーダーを備えていると考えて行動している。
- p.43 質問に先回りする
- プロジェクトの骨組みは?
- 計画実施には誰が責任持つのか?
- コストは?
- どのような利益が見込めるのか?
- いまなぜ、そのプロジェクトを提案するのか?
- 企画のどこがユニークなのか?
- あなたにはどのような経験があるのか?
- p.50 8つの要素
- 順にタイトル、サブタイトル、目的、サブ目的、理由、予算、現状、要望
- Title, Subtitle, Target, Secondary targets, Rationale, Financial, Status, Action
- p.54 それぞれのパートを解剖する(理解する)
- p.60 整理
- ファイル(紙ベース)或いはフォルダ(コンピュータ)を8つ用意し、集めた資料の全てをそこに分類する
- 明らかに要らない情報のみを捨て、整理する
- 優先順位をつける
- ポイントをワンセンテンスずつにまとめていく、「目的」のファイルから実行
- リサーチの結果はすべて、いずれかのセンテンスに反映されているか
- それぞれの記述は、リサーチを通じて得た結論や認識を正確に表現できているか
- パラグラフにセンテンスをまとめていく
- 頭を冷やす
- この企画で自分はなにを成し遂げようとしているのか
- 言いたいことは全部おさえたか
- それは明瞭にいえているか
- 欠けているものはないか
- 論理に飛躍はないか
- 根拠を示せていない主張はないか
- 数字はちゃんとつじつまがあっているか
- そしていちばん重要な点。企画そのものに十分な説得力があるか
- 企画書の構成を考えてから実際に執筆するまでの間に、少し間隔を開ける。
- p.70 企画書の執筆
- 理由
- 舞台の設定
- 読み手の興味をひきつけること
- あなたがどういう人物で、あなたがどういう知識をもっているのかを読者に伝えること
- あなたが企画書を書いた動機をかいつまんで伝えること
- 根拠の提示
- 売り込み
- タイミングとスケジュール
- 舞台の設定
- 理由
- 刈り込み、見本、体裁についての記載が続く
★★★★★ 読んで良かった。2度目にまとめた。学校教育でも取り上げて良いかと。タイミングの良い人にはうってつけの本になるかと。